こんにちわ、すぷれもです☕
私は、今から17年前の19歳の時に、一人で出稼ぎに行った事があります。
期間は半年間。
春から秋にかけての観光シーズン。
住み込みでホテルの仲居をやりました。
地元を離れて、遠くの島に行ってみたかった。
初めてやることに挑戦してみたかった。
そして、自動車免許の費用を稼ぐ!!
との思いで、
佐渡島行きを決めたのです。
特に何の迷いもなく、思い立ったら行動あるのみ。
アディダスのドラムバックと、
ピンクのキャリーケースに必要な荷物を詰め込んでレッツゴー。
不安なんて一切ありません。
新しい土地、その土地の食べ物、いろんな人たちとの出逢い、
楽しみで胸が膨らみます。
今では、行動を起こす前に慎重になりすぎてしまい、とてもこんなことは出来ません。
19歳だからこそ出来たことだと思っています。
高速バスとフェリーに乗り継ぎ佐渡島に到着。
島の反対側にあるホテルが私の働く場所でした。
ホテルの目の前は日本海が一面に広がっていて、
近くで見ると、小さな魚が泳いでいました🐟️🐟️🐟️
(きれーーーい✨✨)
水平線も遠くに見えます。
陽が落ちるに連れて、
海に吸い込まれるように太陽が沈んで行き、空と海が一緒に赤くなる。
揺れる水面、波の音、潮風を体で感じ、自分自身に気合いを入れる。
(よし!頑張ろう!!!)
これから佐渡島での生活が始まります😊✊🔥
全国各地から、同い年の女の子たちが佐渡島のこのホテルに集まりました。
秋までの期間限定です。
だいたい20歳から30歳くらいだったと思います。
婚約破棄された人、元美容師、ワーキングホリデー資金、アメリカの彼に会いに行く資金など、
この島に来た理由は人それぞれでした。
一戸建ての寮が二軒あり、食事はみんな一緒の釜の飯を食べる。
部屋は別々でしたが、数人が一つ屋根の下で一緒に暮らす。
仕事も仕事以外も全て初めて。
しかも全く知らない人たちとの共同生活。
上司や部下の関係もない。全国各地に新しい友達が作れた感じ。
リビングにみんな集まって夜通し語り合う。
こんな楽しい時間は他にありませんでした⭐
4人の先輩仲居さんは地元のおばさま方。
多分60歳は越えていたと思います。
その中に、上沼恵美子さん似の元銀座ホステス、通称ボスと初めて出逢いました。
仕事の仕方は、基本「見て覚える」「習うより慣れろ」スタイル。
マニュアルなんてありません。
とりあえず、きつい、怖い、強いの3拍子。
何度怒られたことか。
島民以外のよそ者は受け付けない感じ。
最初のころは毎日泣いてました。
だからと言って、投げ出すわけにはいかない。
私はここで精神力を鍛えられたと言っても過言ではありません。
でも、毎日一生懸命仕事に取り組んでいたら、
いつの日かボスも認めてくれるようになり、
孫のように可愛がってくれるようになりました😊🍀
口は悪かったけど、本当は心が温かい人なんです。
島の人たちみんな温かい。
仕事が休みの時は、寮のみんなで観光巡り。
ホテルの車で一本道をドライブしました🚗
次回は、佐渡の美味しかったものや行って良かった観光スポットをご紹介します🌊🏝️😋