元カフェ店長のおうちカフェ気分

すぷれものエッセイ記

すぷれものひとりごと~騒音マンション5~

こんにちわ、すぷれもです☕

 

 

 

 

水漏れ事件が解決してから一週間後、

私は喉に不調を感じ始めました。

 

 

何かがつっかえてる感じがする…

 

 

ゴホンゴホン…

 

 

咳払いをしてみるが、喉のつかえは一向に取れない。

風邪を引いたのか?コロナに感染したのか?

でも、喉のつかえ以外に何も不調はない。

 

 

 

私はしばらく様子を見てみることにした。

もしかしたら自然に治るかもしれないし、気にしすぎなのかもしれないと思ったからだ。

 

 

 

しかし、数日経過したが全く変化はなく、全然良くなる気配がしない。

 

 

 

旦那が心配そうに私を見つめる。

新婚なのにこの有り様だ。

 

 

 

旦那の勧めもあり、私は病院に行った。

先生に喉を見てもらったが特に異常は見当たらない。

でも、本当に喉がつかえていて苦しいのだ。

そんな私を見て先生が、

「最近ストレスがかかることがありましたか?」と。

 

思い当たる。ここ最近ストレスだらけだ。

 

 

「もしかしたら、咽喉頭異常感症かもしれません」

 

 

心理的な要因で、大きなストレスを抱えるとこの症状が出るらしく、特に女性がなりやすいらしい。

 

 

 

そして、私の体は徐々に悲鳴を上げ始めた。

 

 

 

 

後日、今度は右耳が痛くなり始めた。

耳が痛いなんて初めてのことだった。

ずっと耳鳴りもしている。

 

 

おかしい、私の体はおかしくなっている。

明らかな異変を感じていた。

 

 

 

この時点ですぐに病院に行けば良かったのだが、私はそのまま放置してしまったのだ。

 

 

 

しばらくして、遂にその日は突然に来た。

 

 

 

朝ベッドから起き上がろうとしたとき、

急に目がぐるんぐるんと大きく回り始めた。

平行感覚がなくなり、起き上がることが出来ない。

私はとっさに目をつぶるが、それでも目が回っている。

 

 

そして、頭の中もぐるぐると回っているのだ。

 

 

 

初めての出来事に不安と恐怖が押し寄せる。

怖い、すごく怖い。

自分がどうにかなっちゃうんじゃないかと思った。

 

 

 

それでも頭がぐるぐると回っている。

 

 

 

救急車を呼ぼうと思い、旦那に助けを求めようとしたとき、旦那は納豆ごはんを食べていた。

 

 

 

(あ…、納豆ごはん食べてる…、何だよこんな時に!!!…いや、別に旦那は何も悪くないか)

 

 

 

起き上がろうとしても、またコテンっと倒れこむ。

そのまま目を瞑りながら横になった。

15分くらい経っただろうか、

恐る恐る目を開けてみたら、既に普通に戻っていた。

 

 

 

はて、今のはなんだったんだろうか。

さっきまで救急車を呼ぼうとしてたのに、今は何ともない。至って普通なのだ。

 

 

疑問は残っていたが、私はそのまま過ごした。

 

 

 

 

そしてまた夜21時頃、突然来たのである。

 

 

 

部屋にはもちろん私一人きり。

ソファから立ち上がろうとしたとき、目がぐるんぐるんと回り始めた。

 

 

 

(うわ、また来た)

 

 

 

とっさに目を瞑り、倒れこむ。

 

 

 

これは朝よりひどい、頭もぐるぐる回り続ける、

もうどうしようもない、

しばらくして吐き気にも襲われた。

 

 

 

今回は、普通に戻るまで一時間ほどかかっただろうか、詳しくは覚えていないがとても長く感じた。

 

 

 

旦那が帰って来たとき、私は安心したのか泣きじゃくった。つらい、もうつらい。

 

 

 

明日は絶対に病院に行こう。

 

 

 

 

 

 

そして次の日、私は耳鼻咽喉科に行った。

電話ボックスのようなところに入りヘッドホンをする。

音が聞こえてるときはボタンを押し続け、音が聞こえなくなったらボタンを離す聴力検査だ。

 

 

 

 

右耳の検査のとき、高い音が全く聞こえない。

(え?今音流してる??何も聞こえない…うそでしょ…)

 

 

 

 

めまいの検査もした。平行感覚がなくなり、ふらふらと倒れこむ。

 

 

 

 

検査の結果、私は右耳が難聴になっていた。

 

 

 

 

 

ここでもストレスの話をされる。

薬と漢方薬を処方され、私は通院することになったのだ。

 

 

 

 

私は落胆した。こんなになるまで我慢していたなんて…。

ストレスの怖さを改めて知ることになる。

 

 

 

 

 

 

つづく…(次回遂に引っ越します!)