元カフェ店長のおうちカフェ気分

すぷれものエッセイ記

❄雪の朝❄

こんばんわ、すぷれもです☕

 

 

寒い朝、雪の朝、そんな何気ない冬の日常。

感じたことをそのままに❄

 

 

 

 

今は真夜中の12時ごろ。

寝室のカーテンの端から外を覗く。

 

 

雪が降っている。

でも、舞っている程度だ。

 

 

いつもと違って今日は特に寒い。

暖冬と言えど、冬は冬。

急な寒さに戸惑いながらもストーブの温度を上げた。

 

背中に温かい風を感じつつスマホを触る。

 

しばらくしてからアラームをセットした。

 

 

部屋も暖まってきたことだし、そろそろ寝よう。

 

 

名残惜しそうにストーブを消す。

(火の用心!!)

 

 

ニトリで買ったNウォームスーパーが私を包み込む。

買って良かったとしみじみ思う、温かい。

 

ニトリありがとう、感謝をしつつ私は眠りについた。

 

 

 

朝方、部屋の空気が冷たいことに気づき一瞬目が覚める。

足の指先はもう既に冷えていた。

布団の中で体を丸めてみる。

手で触ってみるが、足の指先は冷たいままだ。

 

 

今何時だろう?

 

 

あえてスマホには手を伸ばさない。

アラームが鳴る前だから、6時半前は確実だ。

 

 

部屋の温度で冷たくなった顔を毛布にうずめて目を閉じる。

 

 

(あぁ、6時半までちゃんと寝たかったな。)

 

 

そんな時だった。

 

 

(シャッ、シャッ、シャッ)

 

 

お隣さんかお向かいさんかはわからないが、こんな朝早くから雪かきをする音が聞こえた。

 

 

(え!!マジかよー…

雪かきするほど雪積もってるってこと!!?)

 

 

目を閉じたまま深いため息が出た。

予想外の出来事に絶望したのだ。

 

 

どのくらい積もっているか気にはなったが、布団から出る勇気はない。

 

 

雪が積もると、朝の行動が前倒しになる。

私も雪かきをした方がいいのだろうか。

あれをして、これをして、

頭の中はイメージトレーニングでいっぱいだ。

 

 

天気予報では雪が積もるとは言っていない。こんなはずじゃなかったのに。

とにかく何かのせいにしたかった。

 

 

カーテンの端から漏れる薄暗い光を遠く見つめ、またさらに深いため息が出た。

 

 

(起きるとするか…)

 

 

何枚も重なった布団から、やっと起き上がることが出来た。

 

 

アラームの解除をしながら動き出す。

 

 

カーテンを(シャッッ)

 

 

勢いよく開けてみた。

 

 

 

(おぉーーー……、なるほどね………❄❄❄)

 

 

久しぶりに見た雪景色につい心の声が漏れる。

 

 

今日も一日頑張ろう!!

そう思いながら、高い温度のままのストーブをつけにいく。

 

 

 

おわり